ルーターマシン再構築

我が家の network の入り口に設置してあるルーター用マシン(gentoo)の調子がおかしい。何がおかしいかというと、ソフトウェアのアップデートができない。
いろいろ調べてみると、HD の容量がもうないようだ。GUI 環境は必要ないのだが、USE フラグに "-X" をつけていなかったため、気づかないうちに xorg-X11 等の、GUI 環境が山ほどインストールされていたようだ。HD 容量も余裕を持たせてやりたいので HD を追加し、再インストールすることにした。ルーターマシンは、compaq presario 3500 シリーズなので、HD を追加するスペースなどない。かといって、中途半端な容量の HD を購入するのも何か釈然としない。そこで、インストール時は、ケースを開放しとりあえず2台の HD をつないだ状態でインストールし、終了後に CD-ROM ドライブを取り外して空いたスペースに HD を装着することにした。
(よく考えてみれば、この1年ルーターマシンでは、ただの一度も CD-ROM ドライブを使用していなかった。どうしても CD を使う必要に迫られたときは、またケースを開放してドライブをつないで作業すればいいや。)
Pentium3(Coppermine) 750Mhz という強力ではない環境なので、Stage1 から最適化してのインストールにした。夜 bootstrap.sh を実行し、朝起床時には、終わっていた。出勤前に emerge -e system を実行したので、帰宅時には終了していた。後はkernel の構築と諸設定のみでインストール終了だ。その夜のうちにルーターマシンとして再帰できた。
結局 HD は 4GB を hda "/" "/boot" "swap" 用に 8GB を hdb "/usr" に使うことにした。