サーバマシン変更

かねてから考えていた gentoo box のハード(PC 本体)の変更に踏み切った。というのも、今までは自作マシンで運営していたのだが、どうも音がおおきい。騒音といっても良いくらいである。それに24時間稼動しているわけだから電気代だって馬鹿にならないと思う。
そういうわけでハードの交換を前々から考えていたのだが、なかなか手ごろな PC が見つからなかったのだが、年末に Compaq Presario 3591 という古いがそこそこ処理能力のある PC を手に入れた

  1. CPU Pentium !!! 750MHz
  2. チップセット intel 810E
  3. メモリ PC100 64MB+64MB(最大 512MB)
  4. HD 8GB

上記のような構成で、個人のサーバ用途としてはなかなかのものだ。
とりあえず、押入れに眠っていた 128MB のメモリと 64MB のメモリを差し替え(メモリスロットは2本しか着いていない。)256MB に増設。ゆくゆくは、256MB を2枚手に入れ最大認識容量の 512MB にしようと思う。
HD と CPU はそのままで大丈夫だろう。搭載されている PentiumIII は FSB 100MHz の Coppermine なので、1GHz のものなら見つかるだろうからそのうち安く手に入れて乗せ変えよう。
ところで、この PC の消費電力だが、平均 24W となっている。(Compaq の HP より。)う〜ん、なかなかの省エネになりそうだ。しかも大変静かである。自作機でここまで静かな PC を作るのは結構面倒だ。(パーツ選択に手間がかかるし割高だ。)この PC だけスイッチオンのときは他の家電製品の音にまぎれてスイッチが入っているのかどうかわからないくらいだ。

OS インストール

ここで gentoo linux のインストールだが、いつもどおり stage2 からのインストールにする。
今回はマシンの性能(CPU の処理能力)と、メモリの最大搭載量を考え、GUI 無しのインストールにすることにした。もちろんサウンドのサポートも無しだ。(X GNOME 等をインストールしないので、所要時間を大幅に削減できた。)
gentoo 2004.3 の標準カーネルというより現時点で最新の gentoo-source は kernel-2.4.28-r4 になっており、Gbit Ether Card のドライバも結構持っているようだ。私の手元にある NIC では、r8169 と tg3 が必要だが、どちらも持っているようだ。WAN 側は 100Mb Card でも良いのだがまあ余裕を見て Gbit Card を装着した。インストールを済ませ、ネットワークの設定を終えたところで、Gentoo X86 Handbook - Gentoo Wiki の最後に書いてあるとおり Googleping を打ってみる。

#ping -c 3 www.google.co.jp
PING www.google.akadns.net (216.239.57.99) 56(84) bytes of data.
--- www.google.akadns.net ping statistics ---
3 packets transmitted, 0 received, 100% packet loss, time 2017ms

ネットワークは正常に働いている。

セキュリティのための第一歩

何はともあれ、iptablessshd を働かせなくては話にならん。
emerge iptables と emerge openssh を実行。
今日はこの辺で終わりにしよう。


ping を打った図