録画サーバと iTunes サーバを兼用させる。

[[mythtv][fedora] ビデオサーバを作る。11] で書いたように、録画サーバには Win機でリッピングした mp3 データを保存してある。そのデータを MythTV を使って聞くには何の問題もない。Win機の iTunes さえ立ち上がっていれば Mac からも問題なく聞くことができる。しかし、それでは片手落ちという気がしてきた。やはりマルチメディアサーバを目指し、動画、音楽、画像を一括管理するのであればほかのマシンの手を借りるのは少し悔しい。そこで、録画サーバ機を iTunes サーバとすべく mt-daapd を導入してみた。

必要なソフトウェア

  • mt-daapd
  • howl
  • libid3tag

私の場合、mt-daapd 以外はすでにインストールされていた。apt-cache search daapd 等として検索してみたが、私の aptline では検索にかからなかったので、SourceFORGE からパッケージをいただきインストールした。

# rpm -ivh mt-daapd.0.2.3-1.fc4.i386

mt-daapd を設定する。

mt-daapd の設定ファイル /etc/mt-daapd.conf を編集する。

mp3_dir /tv/music ←music file の格納ディレクトリ(初期値は/mnt/mp3)
servername BACCHUS ←共有名(ホスト名にしておくと分かりやすい。) *初期値はmt-daapd
$ su -
# chkconfig level 35 mt-daapd on
# /etc/rc.d/init.d/mt-daapd start

これで、ネットワーク上の Win もしくは Mac 上で iTunes を立ち上げれば、ソースの項目に先程 /etc/mt-daapd.conf の servername に記述した BACCHUS が現れているはずである。