MythTV を使って HDレコーダを作る II_2
友人に依頼された MythTV 機の製作に取り掛かった。
製作というほど大げさなものではないが、PC の組み立て、OS インストール、キャプチャカードドライバのインストール、MythTV のインストールおよび設定、その他。時間だけはやたらとかかる。
PC の組み立て及び OS インストール。
友人も DVD を多数所有しており、その DVD を簡単に見られるようにしたいとの希望から、DVD のリッピングデータの保存先に 300GB の HD を丸ごと使うことにした。その他データおよび OS 用に 250GB の HD をあてた。
また、将来的に HD の容量が足りないとほざく可能性があるので、録画データ保存用パーティションと DVD データ保存用パーティションは LVM を使用して容量を簡単にふやせるよう設定しておいた。
ファイルシステムは、/boot 及び / パーティションには レッドハット推奨 ext3 を使用し、DVD 録画データ保存用のパーティションには jfs を使用した。自分の PC ではお手軽に ext3 にしてあるのだが、最近ネット上などでファイルシステムについていろいろ読んでいるうちに、データ用には jfs が良いと思われたので実験的な意味も含めて jfs を使用してみた。
話が前後してしまうが、OS には、私が MythTV を安定運用している OS である Fedora Core4 を用いた。(至れり尽くせりの仕様で、手軽に目的達成のためには一番適していると思う。)
パーティション構成は以下のようになった。
hda | ||||
hda1 | /boot | 128MB | ext3 | |
hda2 | awap | 1GB | swap | |
hda3 | / | 15GB | ext3 | |
hda5 | /TV | 約230GB | jfs | LVM ボリュームグループ 0 |
hdb | ||||
hdb1 | /DVD | 300GB | jfs | LVM ボリュームグループ 1 |
boot: linux jfs