旧インストール4

Fedora Core 2 インストール。

mythtv は、QT を必要とするということなので、デスクトップには KDE を選択した。MySQL PHP Apach2 も必要のようだが、OS インストール時にはきにしなくとも後でインストールすればよいのであまり気に留める必要はない。

MythTV インストール

概要。

ありがたいことに、Fedora Core 2 用に GV^MVP/RX 用 driver の RPM ファイルを提供してくださるサイトがあるのでそちらからバイナリドライバをいただき、kernel を差し替えて(4kSTACK 制限を解除したもの)、MythTV のインストールとなる。

ドライバを入手する。

http://www.h5.dion.ne.jp/~tangos/HomeServer/mbrtv/ のダウンロードページから、Fedora Core 2 用のドライバ
ivtv-GV-MVPRX-0.1.9_GPIO_k26_040820-13.fc2.i686.rpm をダウンロード

kernel インストール

http://www.h5.dion.ne.jp/~tangos/HomeServer/mbrtv/ からドライバをダウンロードする際そこに書かれている Link から kernel パッケージをダウンロードしてインストールする(2005.04.17 現在 kernel-2.6.7-1.494.2.2.stk16.i686.rpm はきえているが、kernel-2.6.10-1.771_FC2.stk16.i686.rpm.zip でも問題ないと思われる。)

$unzip kernel-2.6.7-1.494.2.2stk16.i686.rpm.zip
$su
#rpm -ivh kernel-2.6.7-1.494.2.2stk16.rpm

Fedora Core ではこれだけで再起動時に、今インストールした kernel を選択して起動できるようになる。ここで再起動し、kernel-2.6.7-1.494.2.2stk16 を選択し Fedora Core 2 を起動させる。

GV-MVP/RX 用 ivtv ドライバをインストールする。

先に入手してある ivtv-GV-MVPRX-0.1.9_GPIO_k26_040820-13.fc2.i686.rpm をインストールする。

#rpm -ivh ivtv-GV-MVPRX-0.1.9_GPIO_k26_040820-13.fc2.i686.rpm
ivtv ドライバを組み込む。
$su
#cd /usr/local/ivtv-GV-MVPRX/GV-MVPRX
#./load_module.sh

起動時にモジュールが読み込まれるように、modules.conf を編集する。

/etc/modules.conf の最後に load_module.sh の内容をコピーペーストで貼り付ける。root 権限でgEdit を立ち上げて編集するのが簡単だ。

apt コマンドを利用できるようにする。

debian で使用されているパッケージ管理システムだが、Fedora でも使用することができる。apt は、依存関係にあるものを芋ずる式にインストールしてくれるので導入しておけば今後とも利用価値は高い。ATrpms の提供してくれているレポジトリには MythTV が登録されているそうなので、ATrpms のサイトから設定ファイルもともにインストールされる atrpms-kickstart をダウンロードし、インストールする。

$su
#rpm -ivh atrpms-kickstart-25-1.rhfc2.at.i386.rpm
#apt-get update
その他の必要な file を apt を使ってインストール

perl-Tk,perl-Config-IniFiles を探してインストールする。

#apt-cache search perl-tk
#apt-cache search perl-configinifiles
#apt-get install perl-tk
#apt-get install perl-Config-IniFiles

perl-Video-Frequencies,perl-Video-ivtv を探してインストールする。

#apt-cache search perl-video-frequencies
#apt-cache search perl-video-ivtv
#apt-get install perl-Video-Frequencies
#apt-get install perl-Video-ivtv
mplayer インストール

ここでインストールしたドライバーがちゃんと働くかを確認するために、mplayer をインストールする。apt では導入できなかったので、yum.conf を編集して、mplayer を導入できるようにする。

#vi /etc/yum.conf

末尾に以下を記述する。

[at-stable]
name=ATrpms for Fedora Core $releasever stable
baseurl=http://apt.atrpms.net/fedora/$releasever/en/$basearch/at-stable

[main]セクションに以下を記述

exclude=kernel*
#yum list

これで、mplayer がインストールできるはず。

#yum install mplayer

途中でインストールしても良いか訪ねられるので、y を入力して enter 次に関連したプラグインやコーデックをインストールする。

#yum install mplayer-skins
#yum install mplayerplug-in
#yum install w32codec